インターネットのスラングは、時代とともに進化し、様々な表現が広まりました。
その中で、「ワロタ」という言葉は、一時期大変多くの人に使われていましたが、今では少し古い言葉として感じられることもあります。
今回は「ワロタ」の意味や元ネタ、使い方について例文で詳しく解説します。
死語、古いのでは?という点についても調査しました。
「ワロタ」の意味
「ワロタ」という言葉は、「笑った」という意味のネットスラングです。
特に、何かが面白くて笑ってしまった時に使われる表現です。「ワロタ」は、「笑った」をカジュアルに、また少し軽い感じで表現するために使われます。
例えば、動画や画像を見て面白いと感じたとき、何かの発言に対して大きく笑ったときに「ワロタ」という言葉を使うことがあります。
この言葉は、主に日本のインターネット掲示板やSNSで使われてきました。
「ワロタ」の語源とは?
「ワロタ」の語源は、日本のインターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」に由来しています。
「ワロタ」は、「笑った」という言葉の「ワラタ」から来ています。
この「ワラタ」をさらにカジュアルに、そして軽く言う形で「ワロタ」となり、広まりました。
関西地方では「笑った」を「わろうた」▶「わろた」と表現する世代もあるのでそこからきているとも感じます。
現代では特に掲示板やチャットでよく見かける言葉で、どんな面白い出来事に対しても使われます。
また、アルファベットの「w」を並べて、「笑い」を表現することが多かったため、その流れで「ワロタ」が自然に使われるようになったのです。
ワロタの使い方を例文で見てみよう
- 「そのネタ、ワロタ!」
これは、あるジョークや発言が非常に面白くて笑ったという意味で使います。
「ワロタ」は感情を軽く表現するため、カジュアルに使われることが多いです。 - 「この動画、ワロタw」
動画が面白かった場合に使います。
見たものが面白すぎて笑ってしまったときに、「ワロタ」と短く表現します。
「ワロタ」が古い、死語と言われていることについて
「ワロタ」という言葉は、確かに一時期非常に多くの人に使われていたネットスラングでしたが、最近では少し古く感じられることが多くなっています。
その理由は以下の通りです。
- 新しいスラングの登場したから
インターネットのスラングは日々進化しています。
「ワロタ」の代わりに、「草生える」や「www」など、他の表現が使われることが増えてきました。
「ワロタ」は少し時代遅れとされ、若い世代の間ではあまり使われなくなっています。 - ネット文化の変化
インターネット文化が進化する中で、昔の言葉や表現は次第に使われなくなることがあります。
「ワロタ」もその一つで、現代の若者には古く感じられがちです。
「ワロタ」の言い換え表現
「ワロタ」の言い換えには、同じ意味を持つ他の言葉や表現がいくつかあります。
以下にいくつか挙げてみますので、シーンに応じて使い分けてください。
- 「笑った」(正式な表現)
- 「草生えた」(ネットスラング、特に「草」という言葉が笑いを表す)
- 「www」(草の元になったスラング)
- 「爆笑」(非常に面白い時に使われる)
- 「笑いが止まらない」(少しフォーマルな言い回し)
- 「ウケる」(別のカジュアルな表現)
- lol
これらの表現は、同じような意味を持っていますが、言い回しのカジュアルさや、使うシーンに応じて使い分けてください。


