インターネットを使っていると、よく目にする言葉の一つに「ググる」があります。
実際の意味や使い方、元ネタについて知っている人は少ないかもしれません。
また、「ググる」と似たような言葉に「ヤフる」がありますが、これらの言葉の違いについても気になるところです。
今回は「ググる」の意味や使い方、さらに「ヤフる」との違いについても解説し、今でも使われているのか、死語になりつつあるのかについても触れます。
「ググる」の意味とは?
「ググる」は、インターネットの検索エンジン「Google(グーグル)」を使って情報を検索することを意味するネットスラングです。
特に、何か調べたいことがあった際に「Googleで調べる」という意味合いで使われます。
この言葉は、Googleの検索機能が普及するにつれて、検索を行う行為を指す言葉として広まりました。
実際には「Googleで検索する」という意味ですが、手軽に使える言葉として定着し、今では多くの人が自然に使うようになっています。
元々、Googleの検索機能が便利であったため、「Google」自体が動詞のように使われるようになり、「ググる」という表現が生まれたのです。
2. 「ググる」の元ネタとは?
「ググる」の元ネタは、検索エンジンの「Google」にあります。
Googleが登場した当初、その簡単で迅速な検索機能が非常に注目を集め、次第に「Google」そのものを動詞として使うことが流行しました。
英語圏では「to Google」という表現が使われており、日本でもそれが「ググる」という形で定着しました。
2000年代初頭、インターネットの普及とともに、Googleは最も利用される検索エンジンとなり、その名が動詞として定着した結果、「ググる」という言葉も広まりました。
元々は「Googleで検索する」と言っていたものが、徐々に「ググる」という簡単な言葉に短縮され、日常的に使われるようになりました。
「ググる」の使い方を例文で
では、実際に「ググる」を使った例文をいくつか見てみましょう。
例文1:
「その情報、わからなかったらググってみて。」
この場合、相手に「Googleで検索してみて」という意味で使われています。
例文2:
「ちょっとググってみるね。すぐに調べるよ。」
自分で情報を調べるときに、軽い感じで「ググる」を使うシーンです。
例文3:
「ググれカス」
「人に聞く前にGoogleで検索しろ、このカス」という意味の罵倒表現。
これらの例文からもわかるように、「ググる」は非常にカジュアルな表現で、インターネットで情報を調べる際に使われます。
特に、検索エンジンとしてのGoogleの便利さを強調する際に使われる言葉です。
5. 「ググる」と「ヤフる」の違いは?
「ググる」と「ヤフる」の違いについても触れておきましょう。
- ググる: Googleを使って情報を検索することを指し、特にGoogleの検索エンジンを使うことに対して使われるネットスラングです。
- ヤフる: 一方、「ヤフる」はYahoo! JAPANを使って情報を検索することを指します。
Yahoo!の検索エンジンや、Yahoo!が提供するサービス全般に関連して使われる言葉です。
これらの違いは、基本的にどの検索エンジンを使うかという点にあります。
Googleの方が全体的に検索数が多いため「ググる」の方が一般的に使われますが、Yahoo!を好んで使っている人々の間では「ヤフる」という言葉が使われることもあります。
4. 「ググる」は死語なのか?
では、「ググる」は今でも使われているのでしょうか?
結論として、「ググる」は現在でも広く使われている言葉です。
特に、インターネットを日常的に使う若い世代の間では、今でも頻繁に使われており、死語にはなっていません。
Googleの検索機能は非常に便利であり、検索行為そのものが「ググる」と呼ばれることが多いため、この言葉は今でも多くの人々に親しまれています。
とはいえ、最近では「ググる」に代わる言葉や表現が出てきており、特にSNSやメッセージングアプリで「検索する」という言葉の方がより簡潔に使われることもあります。しかし、まだ広く認知されているため、完全に死語になったわけではありません。
6. 言い換えできる言葉
「ググる」の言い換えとして、以下のような言葉があります。
- 検索する:最も一般的で標準的な言い回し
- 調べる:情報を探すことを意味するシンプルな表現
- ネットで調べる:インターネットを使って調べることを表現
- ネットサーフィン:インターネットを使って情報を探す行為全般
- 検索エンジンを使う:より技術的な表現で、検索エンジンを使うことを指す
これらの言い換えは、状況に応じて「ググる」の代わりに使われることがありますが、「ググる」の方がカジュアルで親しみやすい表現です。


