インターネットやSNSが普及した現代では、ネイティブが日常的に使う英語スラングに触れる機会も増えました。
今回ご紹介する「bae」も、そんなスラングの一つです。
baeが一体どのような意味を持ち、どのように発音するのか、疑問に感じる方もいるかもしれませんね。
この記事では、「bae」という英語スラングが持つ本来の意味と、その正しい読み方、そして具体的な使い方を、中学生の方にもわかりやすく解説します。
例文を交えながら、どのようなシチュエーションで使われるのかを深く掘り下げていきますので、この言葉のニュアンスをしっかりと感じ取っていただけるはずです。
さらに、「bae」の代わりに使える言い換えの言葉もご紹介します。
英語スラング「bae」の基本的な意味と読み方
英語スラング「bae」は、「ベイ」と読みます。
これは、もともと「Before Anyone Else」(他の誰よりも先に/何よりも大切)というフレーズの頭文字を取った略語だと言われています。
しかし、今では「baby(ベイブ)」や「babe(ベイブ)」の短縮形として使われることがほとんどです。
その基本的な意味は、「恋人」「大切な人」「愛しい人」といった、非常に親密な関係にある人への呼びかけです。
恋人同士だけでなく、非常に親しい友人や家族、あるいはペットに対して、深い愛情や親しみを込めて使われることもあります。
男性にも女性にも使われる汎用性の高い言葉ですが、主にロマンチックな文脈で使われることが多いです。
「bae」の具体的な使い方と例文
「bae」は、相手への愛情や親しみを表現したい時に使われます。
ここでは、具体的な例文を3つご紹介します。
①恋人同士がメッセージアプリでやり取りする時
「Good morning, bae! Hope you have a wonderful day!」(おはよう、ベイビー!素敵な一日になりますように!)
このように、朝の挨拶で相手への愛情を込めて呼びかける際に使われます。
親しい友人が、自分の大切な恋人のことを紹介する時
「This is my bae, Alex. We’ve been together for two years.」(こちらは僕の恋人、アレックスだよ。付き合って2年になるんだ。)
この場合、「bae」は恋人であることを親しい相手に紹介する際に使われています。
好きなアーティストやアイドルのことを指してその魅力や重要性を表現する時
「My bae just dropped a new album! It’s amazing!」(私の推しが新しいアルバム出したの!最高だよ!)
ここでは、尊敬や愛情を込めて、自分の「最愛の人」を指す表現として使われています。
この使い方は、特定のファンコミュニティでよく見られます。
「bae」の言い換え表現
「bae」は非常にカジュアルで親密な表現であるため使う相手や状況を間違えると、相手に不快感を与えてしまったり不適切だと捉えられたりする可能性があります。
特に、初対面の人、ビジネスシーン、目上の人に対して使うのは避けるべきです。
ここでは、「bae」の代わりに使える、より一般的で適切な表現や、ニュアンスの近い言葉をいくつかご紹介します。
親しい間柄で愛情を込める場合:
- honey(ハニー)
- sweetie(スウィーティー)
- darling(ダーリン)
- sweetheart(スウィートハート)
- love(ラブ)
- dear(ディア)
- my love(マイラブ)
- my dear(マイディア)
- baby(ベイビー) (親密な関係で)
- boo(ブー) (スラングだが「bae」よりはやや広範囲)
これらの言葉を使い分けることで、より多くの人に適切にコミュニケーションを取ったり、誤解を招かないように表現したりすることができます。
「bae」を使いたいけれど、より丁寧な言葉や、より一般的な表現を選びたいときに、ぜひ役立ててみてください!


